北海道新聞 夕刊 地域情報版 「みなみ風」 コラム欄 立待岬
2016年(平成28年)06月20日 第5472号 掲載
月曜日の朝、駅前本店に出社してきたスタッフが「社長、社長、湯の川店がブログにのってるよ!ほらね」と、満面の笑みでスマホの画面を見せてくれた。前日12日にアップされた内容で、「丸山園の玉露、抹茶かき氷」と題して湯の川店が紹介されていた。
このブログは、このスタッフの大のお気に入り。広く人気があり、ここに紹介されることのすごさを興奮して説明してくれた。「函館の飲み食い日記」といって「函館在住のオヤジ」さんが「函館の地元民からの生情報」を発信している。
スタッフは、このブログを誰が書いているのか知りたいようだ。僕も「正体は謎のほうがいいんだよ」と言ってはみたものの、本音は気になる。
このオヤジさんのブログのすごいところは、文章もさることながら、写真がすばらしいことだ。自分はセンスが無く、このブログの写真をうちのコマーシャルに使わせてほしいと願うほどだ。
ブログの画面を通して、自分の店舗をあらためて見つめることが出来た。また、お茶の楽しみ方の一つとして、お茶の本質を考えて考案したオリジナルかき氷を、ご賞味いただけた事がうれしい。
函館が世界に向けて料理や食材、食の文化などを発信し、発展し続けるために、こんな筆まめな方は函館の財産である。函館のお茶屋として喜んでもらえるよう、ますます精進したい。
登録日 : 2016-06-21 | 最終更新日 : 2016-11-15 | カテゴリ: 社長のコラム, 道新「みなみ風」