ご挨拶

丸山園社是 手前ども丸山園茶舗の主力商品である「お茶」は農作物です。 ツバキ科に属する茶樹が大地に根を張り、太陽の光や降雨を受けてこの大自然の中で大切に栽培された大地の恵ともいえます。これを吟味して仕入れ、丸山園のオリジナルのブレンドで仕上げてご提供しております。 私が茶業へ進む出発点である「静岡県立農林短期大学校」は、農家の後継者を育成するところで、「茶を販売する立場の者」として多くの茶生産農家や茶業者と接する機会を得、茶農家の現状や夢や課題などにふれ、生産現場で経験したことは今の基礎となっております。また、静岡県茶業試験場での授業・実習を通して茶の歴史や科学を学べたことは、財産となりました。 北海道の港町「はこだて」は茶の生産地ではありませんが、文化や物資の集散地である港町に育った消費地の茶商として出来ることがあります。 茶には、それぞれ個性がありますが、色々な産地の茶に接し、その個性を見きわめ、ブレンドによって地域の嗜好に合った茶の味づくりを行うことです。 そして、丸山園の茶の味を最大限に引き出して頂く淹れ方を伝えることを使命としております。 「茶は、その茶がもって生まれた風味を最大限に引き出してくれた人格にたいして(それは、水の選択や湯の沸かし方、急須など茶器の扱い、間合いなど心のこもった手間ですが)、その茶がもつ最上の香気と味、水色をもって感謝を表す」ものです。 茶商として「楽しいお茶」を伝えるために、家庭科の授業や出前講座、イベント参加など積極的に活動をしております。このことを通して今一度基本を見つめる必要があることを教えてもらっています。 日本特有の製茶法「手揉み」の意義。抹茶に仕上る「石ウス」の体験。急須などの茶器、和紙や炭など、茶に関わる日本の文化を継承する道具や職人の技術など多方面に話題を広げることの大事さなど。 消費地の茶商として、茶の普及に努める所存です。  

営業の姿勢

茶の販売を通して「生活文化を提案」し
一人でも多くの人に丸山園のファンになって頂き
地域に支持される経営を目指します