北海道新聞 夕刊 地域情報版 「みなみ風」 コラム欄 立待岬
2014年(平成26年)10月06日 第5061号 掲載
箱館ストリートフェスティバルが19日に大門グリーンプラザで開催される。箱館移動販売促進連合会という車両を店舗とする団体が主催だ。今回、丸山園の移動店舗が喫茶担当車両としてゲスト参加することになった。
このフェスティバルは、移動販売車のアピール、ミュージシャンやパフォーマーなどイベントに参加する機会の少ないか方の活躍の場、そして、移動販売を通じ函館や道南を元気にしたいという三つの目的で主催者は準備を進めている。市内各地域の商店街のイベントとは、ひと味違う新鮮なものを私は感じている。
修業時代、さまざなま催事場でお茶の量り売りを経験させてもらえたことが、とても役立っている。修業先の社長から「大黒柱に車をつけろ、店ごと動け」と言われたことを二十数年たってようやく実現できた移動販売店舗車両だ。お茶屋の原点は、自分が吟味した茶を表現して1杯いくらで売るものだと私は考えている。茶葉の販売のほか、今回は気軽に抹茶を味わえるブースとして、菓子を付け1杯500円で提供する。
会場では、音響などの電源を三菱自動車の電気自動車から供給し、救護として介護タクシーが待機する。日本自動車連盟(JAF)によるシートベルト体験車やこども免許証作成コーナーなど、大人から子どもまで楽しめる企画となっている。自分としても、楽しみにしているイベントだ。
登録日 : 2016-02-07 | 最終更新日 : 2016-11-15 | カテゴリ: 社長のコラム, 道新「みなみ風」